記事 · スキャンの基本

A4サイズの大きさ:cm・インチ・ピクセル早見表

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A4サイズは210×297mm、センチでいうと21×29.7cmです。インチでは約8.27×11.69インチ、300dpiでスキャンすると2480×3508ピクセルになります。日本ではコピー用紙や役所の書類の標準で、ほとんどの国でも同じA4が使われています。アメリカなどで使われるレターサイズ(215.9×279.4mm)とは、少し形が違います。

この記事では、A4の大きさをmm、cm、インチ、ピクセルでまとめ、A判とB判の一覧、日本独自のJIS B判とISOのB判の違い、レターサイズとの比較、スキャンするときに用紙サイズが関係する場面を説明します。

A4サイズの寸法:mm・cm・インチ・ポイント

A判は国際規格ISO 216で決められていて、日本ではJIS P 0138で同じ寸法が定められています。

単位 A4の大きさ
ミリ 210×297mm
センチ 21×29.7cm
インチ 約8.27×11.69インチ
ポイント(PDFの単位、1/72インチ) 595.28×841.89pt
面積 623.7cm²
縦と横の比 1:1.414(1:√2)

A判は縦横の比が1:√2なので、半分に折っても同じ形のまま1つ小さいサイズになります。A4を半分にするとA5、A4を2枚並べるとA3です。

A4のピクセル数(72・96・150・200・300・350dpi)

画像やスキャンでA4を扱うときは、解像度(dpi)によってピクセル数が変わります。印刷用の入稿データでよく使われる350dpiも入れておきます。

解像度 A4のピクセル数(縦向き) 主な用途
72dpi 595×842 PDFのページ寸法(ポイント)と同じ数値
96dpi 794×1123 Windowsの画面表示の基準
150dpi 1240×1754 画面で読む書類のスキャン
200dpi 1654×2339 電子帳簿保存法のスキャナ保存の最低基準(200dpi以上)
300dpi 2480×3508 書類のスキャン、家庭用プリンターでの印刷
350dpi 2894×4093 印刷会社への入稿データ

書類のスキャンなら、300dpiあればほぼ困りません。スキャンの容量と解像度の関係は「PDFを圧縮する方法」で詳しく説明しています。

A判・B判のサイズ一覧(JIS B判とISO B判の違い)

日本で注意したいのがB判です。日本のB5やB4はJIS規格のB判で、海外で使われるISOのB判とは寸法が違います。日本の大学ノートやB5のコピー用紙はJIS B5(182×257mm)です。海外のサイトやアプリで「B5」を選ぶとISO B5(176×250mm)になっていることがあり、印刷やPDFの用紙サイズで食い違いが起きます。

サイズ A判(ISO・JIS共通) JIS B判(日本) ISO B判(海外)
3 A3:297×420mm B3:364×515mm B3:353×500mm
4 A4:210×297mm B4:257×364mm B4:250×353mm
5 A5:148×210mm B5:182×257mm B5:176×250mm
6 A6:105×148mm B6:128×182mm B6:125×176mm

JIS B判は、面積がA判の1.5倍になるように決められています。ISOのB判は、A判の隣り合うサイズの中間の大きさです。どちらも縦横比は1:√2で、半分にすると次のサイズになります。

A4、JIS B5、ISO B5、レターを同じ縮尺で重ねた図。寸法の違いをmmで示している
A4、日本のB5、ISOのB5、レターを同じ縮尺で比べた図。

A4とレターサイズの違い

アメリカ、カナダ、フィリピン、中南米の一部の国では、A4の代わりにレターサイズ(8.5×11インチ、215.9×279.4mm)が標準です。

A4 レター
ミリ 210×297 215.9×279.4
インチ 8.27×11.69 8.5×11
ポイント(PDF) 595.28×841.89 612×792
300dpiのピクセル数 2480×3508 2550×3300
縦と横の比 1.414 1.294

A4のほうが17.6mm長く、レターのほうが5.9mm幅が広くなります。海外の取引先から届いたPDFがレターサイズだったり、日本で作ったA4の書類をアメリカで印刷してもらったりするときに、この差が問題になります。

A4のPDFをレター用紙に印刷するときは、印刷画面で「用紙に合わせる」「ページサイズに合わせる」などの拡大縮小を選びます。約94%(279.4÷297)に縮小されて、切れずに収まります。「実際のサイズ」で印刷すると、上下が約8.8mmずつ切れます。逆にレターのPDFをA4に合わせると、約97%(210÷215.9)の縮小です。

スキャンするときにA4サイズが関係する場面

スマホのスキャナーアプリは、撮った紙の形のままページを保存し、それをPDFの用紙に配置します。CopierはPDFの各ページをA4の用紙に収め、横長のページは横向きにします。ページは切れない範囲で用紙いっぱいに合わせて配置されます。そのためB5の書類はA4の大きさに拡大され、レシートのような細長い紙は左右に余白ができます。

傾けて撮った書類を、まっすぐに整えたスキャン結果
スキャンしたページは、元の紙の形のまま保存されます。

申込書のように原寸で印刷する必要がある書類は、一度試しに印刷して原本と重ねて確かめてから使ってください。スマホでのスキャンの手順は「書類スキャンのやり方」に、コンビニのマルチコピー機でA3までの原稿を読み取る方法は「コンビニでスキャンする方法」にまとめています。

用紙サイズで困らないためのコツ

よくある質問

A4サイズは何センチですか?

A4は幅21cm、高さ29.7cm(210×297mm)です。インチでは約8.27×11.69インチになります。

A4を300dpiでスキャンすると何ピクセルですか?

2480×3508ピクセル、約870万画素です。150dpiなら1240×1754ピクセル、350dpiなら2894×4093ピクセルになります。

B5やB4は日本と海外で大きさが違いますか?

違います。日本のコピー用紙やノートで使うB判はJIS規格で、B5は182×257mm、B4は257×364mmです。海外で一般的なISOのB5は176×250mmで、少し小さくなります。

A4とレターサイズはどちらが大きいですか?

A4のほうが縦に長く、幅は狭くなります。レターは215.9×279.4mmなので、A4は17.6mm高く、レターは5.9mm幅が広いです。面積はA4が約3.4%大きくなります。

A4の書類をレター用紙に印刷するとどうなりますか?

印刷画面で「用紙に合わせる」などの拡大縮小を選ぶと、約94%に縮小されて切れずに収まります。実際のサイズで印刷すると、上下が少しずつ切れます。